中学生の不登校をどうする?親の不安を代弁し、すぐできる7つの解決法【中学生の親向け完全ガイド】
更新日:2025-09-04
まずは親の気持ちを代弁します —— 「あなたは一人じゃない」
「毎朝、学校へ行けと言うことがつらい」「友達とうまくいかない原因がわからない」「私の接し方が悪いのでは…?」—— そんな不安や自己嫌悪を抱えている親御さんは多いです。
子どもの将来を思うと胸が締め付けられる気持ち、すべて正当な反応です。まずは自分を責めないでください。
今すぐできる初動(3つ)
- 非評価的に聴く
- 生活リズムの安定
- 学校へ連絡
中学生向け:すぐに始められる7つの解決法
- 感情を受け止める会話を日常化
- 小さな成功体験を積ませる
- スクールカウンセラー活用
- 学校と個別対応プラン作成
- 居場所づくり(フリースクール等)
- 親自身の支援ネットワーク
- 将来を見据えた学びの代替案
学校への連絡メール文例(すぐ使えるひな形)
件名:◯年◯組 ◯◯(子どもの名前)の登校についてのご相談 ◯◯先生 いつも大変お世話になっております。◯年◯組◯◯の保護者です。 最近、子どもが精神的に不安定になり、登校が難しい日が続いております。 無理に登校させることで余計に負担になるのではないかと心配しており、 学校でのご配慮や、登校の段階的な進め方についてご相談させていただければ幸いです。 面談や電話でのご相談の時間をいただけると大変助かります。 どうぞよろしくお願いいたします。 ◯◯(保護者氏名) 電話:◯◯-◯◯-◯◯◯◯ メール:◯◯@◯◯
地域の相談窓口テンプレート
- 市区町村 教育委員会 教育相談室(例:〇〇市教育相談センター TEL: 000-000-0000)
- 子ども家庭支援センター:親子の心理相談、家庭支援の窓口
- スクールカウンセラー・スクールソーシャルワーカー:学校経由で予約
- フリースクールやNPO:「フリースクール+地域名」で検索
週ごとの復帰プラン表(例)
学校と相談しながら、子どもに合わせて柔軟に調整してください。
週 | 目標 | 具体的行動 |
---|---|---|
第1週 | 学校を意識せず安心を優先 | 家庭で規則正しい生活リズムを整え、学校の教材を少し触れる程度 |
第2週 | 学校と緩やかにつながる | 先生と電話やオンライン面談/保健室や別室に短時間登校 |
第3週 | 短時間の登校を増やす | 週に2〜3回、午前中だけ登校。友達や先生と少し交流 |
第4週 | 授業参加を部分的に開始 | 得意科目・興味ある授業から参加。午後は無理せず帰宅 |
※あくまで目安です。子どもの様子を見ながら進度をゆるやかに設定してください。
まとめ
不登校からの復帰は「急がず・責めず・小さな一歩ずつ」。メールでの相談、地域窓口、週ごとの復帰プランを組み合わせることで、安心感のある支援が可能になります。